食品会社や各関連企業、団体が「炊き出し」の技術を競い、その知識を広めようとする、チャリティー企画「第3回炊き出しグランプリ」が3月9日(日)、相模大野中央公園(南区相模大野)で開催される(同実行委員会主催)。
同企画は東日本大震災後に始まり、今年で3回目。第1回は、2012年3月11日震災発生から丸1年の日に、2回目は昨年3月10日に、いずれも宮城県仙台市で行われた。
今回は、首都圏直下型地震を想定。同実行委員会によると、専門家の見解では「首都圏直下型地震が発生した場合、都民の多くは西に避難する」との予想がなされているという。このことから、避難場所となりえる立川市、八王子市等が候補地にあがり、最終的に、被災地外で初となる開催場所として相模原市(相模大野中央公園)が開催地に設定された。
当日は、市内を含む全国から約15の企業・団体が、地震・洪水等の有事が起こった場所に出向く想定で食事を提供する一連のトレーニングを行う。そしてそれらを実行委員会が審査。作業効率や衛生管理、調理内容など総合して判断する。審査員のほか、一般来場者も投票に参加可能で、募金と引き換えにもらえる投票券を各出店者のブースで投票する。合計の結果でグランプリを決める。
同会場では、紙食器作りや火おこし、巻き割りなどを来場者が体験できるイベントも設けられるほか、防災&減災、備蓄グッズを紹介したコーナーなども用意される。
午前10時から午後4時まで。一般入場無料。
問い合わせは同事務局【電話】042・684・9656へ。
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