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生まれ変わる市民会館 民間管理会社の運営に

公開:2014年4月10日

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東京フィルが迫力ある演奏を披露する
東京フィルが迫力ある演奏を披露する

 相模原市民会館が装いも新たに5月、リニューアルオープンする。管理・運営を行う指定管理者も民間事業者による新体制となり、著名なアーティストなどによる主催公演を増やしていく考え。その皮切りとして、5月17日(土)には東京フィルハーモニー交響楽団を招き、オープン記念コンサートを開催。同館は「いわゆる参加型公演を行うなど、市民の方々と共につくり上げる市民会館にしていきたい」と話す。

5月17日東京フィルが記念コンサート

 市民会館は老朽化にともなう機器の更新の必要があったことから、昨年5月から工事を実施。ホールの天井の補強、LED照明の採用、音響設備のデジタル化などが行われた。

 管理運営を行う指定管理者も(公財)相模原市民文化財団から変更され、地元の総合物流業者「(株)ギオン」、相模湖交流センターなどを運営する「アクティオ(株)」、主に建物管理を手がける「(株)ウイッツコミュニティ」の3社からなる「ギオン・アクティオ・ウイッツグループ」が担当する。運営のコンセプトは「相模原の暮らしに文化を育てて、つないで、楽しんで」。劇場等の指針となる劇場法の方針に基づき、従来の貸館主体の運営から、アーティストを招いての主催公演を強化。市民発表の場としての機能を重視する一方で、一流の音楽、演劇、芸能を市民が享受できる場づくりにも力を注ぐ。市の中心部である中央区に芸術・芸能による文化の発信拠点を創造していきたい考えだ。

 今後は、月1回の主催公演の実施を目標に掲げる。そのこけら落としとなるのが、東京フィルを招いた5月17日(土)のリニューアルオープンコンサートだ。日本史上最も古い歴史を持つオーケストラによる迫力ある演奏で、新生・市民会館運営をアピールする方針。今年12月には、市民公募の合唱団によるベートーベン「第九」コンサートの開催も企画している。

 アクティオ(株)総合プロデューサーの秋山道夫さんは「市民の方々の期待に応えられる会館にしたい。変わったな、と思ってもらえたら」と意気込みを見せる。

申込み受付中

 東京フィルのコンサートは全席指定でS席6000円、A席5000円で発売中。学生半額。申込みはチケットMove【電話】042・742・9999へ。主催者への問合せは同館【電話】042・752・4710へ。

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