身近な科学の実験や学習を通して家族の絆を深めようと組織された「宇宙の学校」(宇宙航空研究開発機構/認定NPO法人KU―MA:子ども・宇宙・未来の会共催)の開校式が18日、淵野辺小学校で開催された。
小学生の親子を対象に開校から6周年を迎えた同催しは、今年度全国で約50カ所の開催を予定。年間数回のスクーリング(工作と実験)とテキストを用いた家庭学習によって親子の交流を促すとともに、学びの場を提供している。相模原市では現在、淵野辺小学校・淵野辺東小学校の2カ所で行われている。
開校式当日は、JAXA准教授の黒谷明美さんによる記念講演「生きものたちの宇宙」が行われたほか、1回目のスクーリングも盛込まれた。開校式には約100組300人の親子が参加。スクーリングでは参加者らが自ら、熱気球の製作に熱心に取り組み、家族との共同作業を楽しんだ。
同事務局では現在、城山地区での開催に向けて準備を進めているという。事務局の長崎さんは、「理科離れが進んでいる昨今ですが、JAXAの城下町として相模原で開催することは地域の未来を担う世代への一助になる」と話している。
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