「高校球児の夏」始まる 神奈川大会が開幕
「第96回全国高等学校野球選手権神奈川大会」が12日、幕を開けた。
同日、横浜スタジアムで行われた開会式には、全国最多の190校が集結。30℃を超える真夏日となったものの、球児たちの晴れ舞台を一目見ようと各校の生徒や卒業生、保護者らでスタンドが埋まった。
期待と不安を胸に、一糸乱れぬ行進でグラウンドに入場した選手たちに、神奈川県高野連会長の時乗洋昭大会会長は「選手諸君、いよいよ夏の大会が始まります。ネバーギブアップです。チームを信じ、仲間を信じ、自分を信じて、最後まで白球を追いかけてください」と鼓舞した。選手宣誓に立った東海大相模の平山快主将は「全力で白球を追いかけ最後まであきらめずに戦い、一人ひとりが輝く夏にする」と力強く誓った。
同大会には、中央区内から県立上溝高校、県立上溝南高校、県立相模原高校、県立相模田名高校、県立弥栄高校、麻布大学附属高校の6校が出場している。