池上節で観客を魅了 相模原法人会が創立40周年
軽快なトークで会場を沸かせた池上さん、稲場会長や加山市長も登壇
公益社団法人相模原法人会（稲場久二男会長）は３日、創立40周年を記念し、市民会館で記念式典を開催した。式典後の記念講演では、ジャーナリストの池上彰さんが登場。「ニュースから未来が見える。〜どうなる今後の日本経済〜」をテーマに、エボラ出血熱など最近の時事ネタを分かりやすく解説。会場に集まった満員の観客を魅了した。当日は法人会の40周年を祝い、会場に多くの経営者らが駆けつけたこともあってか、池上さんは「企業は生きもの。必ず寿命があります。だからこそ安全志向の社員だけとなり、冒険をしなくてなってはいけない。企業も時代とともに変わっていく必要があります」と持論を述べた。
講演前の式典には、加山俊夫市長も駆けつけた。加山市長は「都市づくりを進めるうえで、市税を安定的に確保することが大事。法人会の協力は必要不可欠です。正しい税の知識や企業納税の普及に積極的に取り組んで頂いている」とあいさつし、日ごろの同会の活動に感謝を述べた。
稲場会長は「地域のため、社会のための法人会として、50周年、１００周年をめざし、事業活動にまい進してまいりますので、今後も変わらぬご指導お力添えを賜りたくお願い申し上げます」とあいさつした。
式典および講演終了後は、会場をけやき会館に移し、同法人会主催の「第３回税に関する絵はがきコンクール」の表彰式も行われた。市内全小学６年生を対象にした同コンクールでは、相模原税務署長賞を野田朋花さん（大野台中央小）、相模原法人会会長賞を武藤千夏さん（双葉小）、相模原法人会女性部会長賞を松竹華実さん（双葉小）、特別賞を金子初愛さん（相武台小）がそれぞれ受賞した。
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