神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

相模原で全ロケ映画 始動 市60周年記念 協力募る

文化

公開:2014年11月13日

  • LINE
  • hatena
映画制作をPRする小池さん(左)と猿田さん
映画制作をPRする小池さん(左)と猿田さん

 相模原市内でのオールロケをめざした映画「ホぺイロの憂鬱」(仮題)がこのほど企画され、市制施行60周年記念事業として制作に乗り出すことになった。市内の映画会社(株)リトルバード(小池和洋代表取締役/緑区西橋本)が来秋の公開に向けて進めていく。現在、地元企業、各種団体に協力を呼びかけており、同社では作品を通じて市内での映画熱を高めるとともに、市全体を盛り上げていく考えだ。

 神奈川県出身の作家・井上尚登さんの同名小説を映画化。小説の内容は、相模原市を舞台に、地元サッカークラブ「ビッグカイト相模原」でホぺイロ(ポルトガル語で用具係を指す)を務める主人公がチームに舞い込む数々の謎を解いていく様子と、人々の温かな交流を描いたほのぼのとしたミステリー。作中には、「相模大野グリーンスタジアム」など地元を想起させるような架空の場所のほか、サウザンロード(南区)、相模原駅、津久井湖(緑区)など市内各所が実名で多数登場する。

 相模原でのオールロケにより、観る人にとっても「『これぞ、わが町の映画』と誇りに思ってもらえるような作品を作りたい」との考えから始まったこのプロジェクト。制作上のさまざまな紆余曲折を経て今年5月に企画が決まると、小池さんと任意団体「相模原を映画のまちにする会」の猿田和雄さん((株)サルタ取締役)が2人3脚で活動をスタート。申請中だった市制施行60周年記念事業の認定も受けた。プロット(ストーリーの骨格)も先日完成したことで、今後は本格的に地元に映画をアピールしながら、協力、協賛を呼びかけていく。

地元ロケで市盛り上げ

 映画には市内の名所だけでなく、日常気が付きにくい意外な場所も取り上げる。加えて、戦前の軍都としての一面もイメージに取り込み、ラストの「決戦」シーンを際立たせるなど、相模原ならではの風土や歴史についても劇中に盛り込む方針だ。

 小池さんはこれまで、相模原を舞台にした映画を3作手がけているが、オール相模原ロケは初めての試み。「人々の思いに焦点を当てた作品にするとともに、市民の方々と一緒につくりたい。地元ロケで相模原が盛り上がれば」と話す。クランクインは2月を予定。協力については小池さん(【メール】kazuhiro.k@movie-littlebird.co.jp)へ。

同映画の企画書
同映画の企画書

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月11日

障害者支援の窓口開設

障害者支援の窓口開設

区内初「キーステーション」

4月11日

老木対策で維持管理

老木対策で維持管理

さくら通りの並木

4月4日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook