圏央道の相模原愛川IC(インターチェンジ)から高尾山IC間の開通3カ月後の整備効果について、国土交通省関東地方整備局相武国道事務所はこのほど、中央区内の一般道路の交通量減少などを発表した。
圏央道に近接する国道129号線などの区内一般道路では、開通後の交通量が平均約4%減少(大型車は平均約7%減少)、最大21%減少したポイントもあった。開通後の交通事故件数も約1割減少。道路利用者からは「県道から16号へ出る大型車の交通量が減って、右左折がスムーズになった」などの声が聞かれている。
観光面では開通により、世界遺産・富岡製糸場のある群馬県富岡市から伊豆・修善寺間の移動時間が大幅に短縮され観光圏域が拡大した。例えば、静岡県からのバスツアーは、開通前、埼玉県川越市付近までが日帰り圏域だったが、富岡市や栃木県日光市までに拡大している。これに伴い、新たなバスツアーが新設。甲府・竜王〜横浜間などの高速乗合バスも開設された。
同事務所は「圏央道の交通量は増加傾向で、一般道は減少するなど、交通の転換がみられる。今後も注視していきたい」と話した。
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