小田急多摩線延伸を促進する議員連盟(久保田義則会長)は15日、国土交通大臣政務官で鉄道担当の鈴木馨祐氏(衆議院神奈川7区選出)に国土交通省内で面会し、早期実現に関する要望書を手渡した。
要望書で同連盟は、昨年9月に相模総合補給廠の一部約15haのほか、鉄道および道路用地として約2haが日本政府へ返還された現状を踏まえ、小田急多摩線が延伸され、JR横浜線・JR相模線との鉄道ネットワークが拡充されれば、首都圏南西部の新たな交通軸を形成し、魅力と活力の溢れた都市形成の実現に大きく寄与すると説明。そのために、2015年中に定められる交通政策審議会答申で、唐木田駅からJR相模原駅およびJR上溝駅までの延伸について、より実効性のある位置づけがなされるとともに、上溝駅から田名地区を経由して、愛川・厚木方面への延伸についても位置付けがなされるよう求めた。
鈴木国土交通大臣政務官は「地域の活性化、発展のために(小田急多摩線延伸は)重要であると認識している。延伸には長い期間や多額の費用がかかるため、関係自治体とも連携しながら、検討を進めていく」と話した。
前回2000年の運輸政策審議会の答申では、唐木田駅からJR相模原駅およびJR上溝駅までがB路線(今後、整備を検討すべき路線)の位置づけで、上溝駅から先は位置づけがなされていなかった。
A1ランクへの格上げめざす
同連盟では、国土交通省に続き、2月4日(水)に小田急電鉄および神奈川県へも要望活動を行う予定。唐木田駅からJR相模原駅・JR上溝駅の区間については、最高のA1ランク(目標年次までに整備着手することが適当な路線)への格上げとなるよう努めていく。
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