障害者や高齢者をはじめ、誰もが利用しやすくなるような街づくりに貢献している個人や団体を称える「神奈川県バリアフリー街づくり賞」がこのほど発表され、ソフト部門(活動)で光が丘地区社会福祉協議会(飯沼守会長)が選ばれた。市内ではこれまで、特別養護老人ホーム・縁JOYが2009年度に、アリオ橋本が2011年度にそれぞれハード部門(施設整備)で同賞を受賞しているが、ソフト部門での選出は今回が初めて。
23年前から街並み点検
同地区では、まだバリアフリーという言葉が一般的でなかった1992年頃から、障害者や高齢者らにとって暮らしやすい街づくりを進めようと街並み点検を実施している。これは、障害者らを含む地域住民が各グループに分かれ街を見て回り「歩道が狭い」「標識が見えにくい」など生活上の不便を点検する活動で、住民だけでなく市の職員や警察も参加。活動後には実際に見て感じたことなどを話し合い、市に要望する場を設けており、これまで市民の要望により、青葉小学校前の歩道などが実際に整備されたという。
飯沼会長は「健常者にとって当たり前のことでも障害を持つ方にとっては当たり前でないこともあり、活動を通しそうしたことに気付くことができる。今後も継続したい」と話している。
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