JR相模線とその沿線地域の魅力アップと「さがみロボット産業特区」の周知を目的に、同線1編成(4両)をラッピングした「アトムトレイン」の運行が始まった。主催は神奈川県、沿線の10自治体や商工会議所などで、東日本旅客鉄道株式会社が協力。
運行は3月22日から開始。同線の一般列車として通常ダイヤの中の1編成として、茅ヶ崎駅から橋本駅の間を運行する。
「アトムトレイン」は、さがみロボット産業特区のイメージキャラクターである「鉄腕アトム」のマークが先頭車両に設置されているほか、一部座席は同キャラクターがプリントされた「アトムシート」になっている。
車体のラッピングには、未来の産業を担う100人の子どもたちを「ハカセ」として公募で募集し、それぞれの思う「作りたいロボット」を紹介する写真がプリントされている。そのほか、車内には沿線市町の魅力的なスポットやイベントが紹介された中吊りポスターも掲示され、沿線地域PRのための一翼を担う。
運航開始日の22日には始発駅である茅ヶ崎駅で展示なども行われ、多くの人が写真撮影などに詰めかけた。同車両は1日7〜8往復の運行。時間はさがみロボット産業特区HP(http://sagamirobot.com/index.html)で確認できる。