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光が丘地区 知識、経験生かし地域貢献 「人材ネット」事業が本格化

教育

公開:2015年5月28日

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光が丘ふれあいセンターで行われている歌のイベント。登録者が伴奏を担当する
光が丘ふれあいセンターで行われている歌のイベント。登録者が伴奏を担当する

 光が丘地区ではまちづくり会議が主体となり、知識や経験を持つ人がそのノウハウを生かせる制度「人材ネット」事業を進めている。現在、登録者は80人以上。「たすかるバンク」など社会貢献をしたい市民と利用者を繋ぐ全市的な仕組みは存在するが、こうした地域内での人材交流事業は珍しい。

 同事業は、有識者や何らかの経験を持つ人が地域のためにできることを登録し、そのノウハウを利用者に生かすことができるよう設けられた制度。登録者の経歴や経験は様々で、介護福祉士やヘルパーなどの有資格者から、ピアノの伴奏、初心者へのパソコン指導ができる人など多岐にわたる。

 同地区では以前から、「知識や経験を持った人の地域活動への参加促進」の実行に向け仕組みづくりを模索していた。こうした中2011年度に、地域の活動団体にアンケート調査を実施。指導者の不足や他団体との連携面など課題が浮き彫りとなったことから、人材の発掘と活用を目的に同事業が立ち上げられた。昨年8月には、登録者が集い交流会を実施。本格的な活動に向け、今後の展開などについて話し合いを進めた。

 人材ネットへの登録者は現在80人以上。地域の行事や講座で自らの知識や経験を生かし講師や指導に携わるなど、各登録者が利用者と交流を図り、様々な形で地域貢献を果たしている。

利用者増へ周知を

 光が丘在住の中野英子さん(76)もその一人。市内の布おもちゃサークルで20年以上活動している経験を生かし「地域のために何かできれば」と同事業に登録。各イベントで子どもたちのお世話係などを務めた。中野さんは「地域の中でこうした活動が出来るのはとても良いこと。これからも続けていきたい」と話す。管理運営組織・人材ネット委員会の西本敬委員長は「まずは仕組み作りができた。もっと地域の方々に知って頂き、利用者を増やしたい」と本腰を据える備えだ。

 同事業は基本的に、光が丘地区在住者が対象。登録・利用はふれあいセンターで受け付けている。

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