がん患者の就労サポート 北里大学病院に相談窓口
北里大学病院(南区北里)では8月から、がん患者とその家族を対象にした仕事に関する相談窓口をトータルサポートセンター内に設置している。同院のソーシャルワーカーや看護師に加え、社会保険労務士、ハローワークと連携して患者の相談により専門的に応じることで、仕事と治療の両立をサポートする体制を強化していく。
今回設置された相談窓口でポイントとなるのが「各専門職との連携」だ。まず相談には同院のがん看護専門の看護師らが対応する。そこから必要に応じて、仕事に関する専門家へつなぐ仕組みとなっている。毎月第2金曜日(午後1時〜5時/随時派遣有り)は、社会保険労務士が対応。これは県が実施する「社会保険労務士派遣モデル事業」の一環で、県内では、県立がんセンター(2014年10月)、横浜市立市民病院(15年7月)に次いで3例目。具体的な相談事例としては、「治療のための休職にあたり利用できる保険・手当て等を知りたい」「人事・労務担当者に相談・交渉したいがどのように話したらいいか」などがあげられる。
また毎月第4火曜日(午後1時〜4時30分)は、ハローワーク相模原から就職支援ナビゲーターが来院(8月25日開始)。「仕事復帰に際しどんなスキルが必要か知りたい」「就職活動で企業に病気のことを伝えるべきか迷っている」などの相談に対応する。
相談は、原則予約制の面接。問合せは【電話】042・778・8438同院がん相談支援センターへ(平日午前8時30分〜午後5時、第1・3・5土曜の午前8時30分〜午後2時)。
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