さがみはら中央区版 掲載号:2015年8月27日号
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石川さん7種目でメダル 世界マスターズ陸上

社会

メダルを手に笑顔の石川さん
メダルを手に笑顔の石川さん
 第21回世界マスターズ陸上競技選手権大会が8月にフランス・リヨンで開催され、陽光台在住の石川信夫さん(80)が80〜84歳の部(M80)に出場し、400mリレーと1600mリレーでそれぞれ金メダルに輝くなど、7種目でメダルを獲得した。

 石川さんは「世界の舞台で金メダルをとり、君が代を歌うことを目標にしてきたが、実現できて本当に良かった」とほほ笑んだ。

 35歳以上の陸上競技選手を対象に各種目5歳刻みでクラスが分かれ、世界各地の会場を舞台に隔年で行われる同大会。21回目の今年は99カ国から8000人以上のアスリートが集結。40度を超す猛暑が続いたり、最高気温が21度にとどまる日もあるなど、気温差が激しく厳しいコンディションでの大会となった。

 石川さんは80〜84歳の部の9種目に挑戦。4年前の同大会で銀メダルだった十種競技のほか、ハードル2種目、跳躍4種目、リレー2種目にチャレンジした。

 十種競技では、前回覇者の記録を上回ったものの惜しくも1位は逃し、今大会も銀メダルの栄誉。さらには三段跳と200mハードルで銀メダル、80mハードルと走り高跳びで銅メダルを獲得するなど、大舞台で持てる力を発揮した。

 一方で石川さんは個人競技を終えた時点で「色の良いメダルは無理か」と諦めかけたという。しかし、孫たちから贈られたお守りと激励メッセージ入りの袋を握り締め、最後のリレー競技に挑んだ石川さん。アンカーを務めた400mリレーでは、リードを許した強豪ドイツチームがバトンパスミスで失格になるなど運も味方して見事金メダル。スタートを務めた1600mリレーでは圧倒的な差を付けて優勝した。

 石川さんは今大会を振り返り、「日頃から支えてくれる人たちとチームワークの良さ、そして運も重なり、結果が生まれた。感謝、感謝です」と話した。

 4年前の世界大会以降、今大会に照準を合わせ、練習に励んできた石川さん。今大会に出場したことで新たな目標も生まれる。1位を逃してしまった十種競技でのリベンジと10個のメダル獲得だ。そのため、今回はエントリーしなかった400m走と2000m障害に挑むことや、今回メダルを逃した競技に力を入れるという。十種競技では1位の選手との差は500点程だった。経験が浅く、失敗した棒高跳びや円盤投げを強化することで、その差を逆転する。

 世界選手権は通常2年おきの開催だが、来年2016年は特別にオーストラリアで開催予定。石川さんは「生涯現役で新たな夢に向かって励みます」と誓った。

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