相模原市総合防災訓練が8月30日、相模総合補給廠一部返還地で行われた。
訓練は市直下を震源域とする最大震度6強の地震によるがけ崩れや家屋倒壊、火災などの被害を想定。市消防、県警、自衛隊、米軍ら関係機関や、地元自治会、小中学校PTAら110機関を合わせた2000人規模で実施された。救出や救助の訓練では、家屋倒壊のほか、建物に孤立した被災者の救出など様々なパターンを踏まえ、各機関で連携。救護所でも負傷者の重症度で治療の優先順位を決めるトリアージを行うなど、実戦訓練が展開された。
自主防災の面では、市消防、自衛隊らの指導のもと、消火訓練やバケツリレーのほか、担架作成、炊き出しなどの訓練を実施した。起震車で震度6強を体験した村瀬弘子さん(南橋本在住)は「これが突然だったら何もできないと思う。避難場所などまた家族で話したい」とし、娘の春乃さんは「身を守るため、本当に起きたら机に隠れます」と話した。
訓練を総括し、加山俊夫市長は「この積み重ねが命を救う。引き続き災害に強いまちづくりに努めたい」とし、決意を新たにした。
当日は同訓練のほか市内各区で独自の防災訓練が行われ、600人が参加した。
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