大野北小学校で10月22日、出前授業として認知症サポーター養成講座が行われ、4年生児童117人が参加した。
同講座は、4年生が取り組む総合的な学習の一環として福祉を学ぶ目的で実施された。当日は認知症の人の行動パターンやその関わり方について映像を鑑賞後、認知症サポーター養成講座の講師役となるキャラバン・メイトの廣瀬修一さんが講義し、認知症の人と立ち会う様々な場面を想定しながら、接し方の心得を指導した。廣瀬さんは「困っているおじいさん、おばあさんがいたら、気にかけてまずは見守ってほしい」と話し、地域で行われている認知症に関する催しへの参加も呼びかけた。講座修了後には認知症を支援する目印とされるオレンジリングも配布され、参加した児童は認知症サポーターと認定された。
講座を終えた児童は「テレビなどで認知症を知っていたけど関係ないと思っていました。今回の講座で身近になりました」と話した。廣瀬さんは「他の小学校でも養成講座ができたら」と話している。
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