相模原市と中国・無錫市との友好都市締結30周年を祝した記念式典が21日、杜のホールはしもとで多くの友好訪日団、歌舞団の参加のもと開催された。
はじめに執り行われた式典では、両市の代表者らによるあいさつのほか、交流の歩みの上映、両市の市長が署名した「友好の誓い」を発表。改めて友好関係が確認された。
引き続き公演の部に移り、無錫市の日本語スピーチコンテスト優勝者によるスピーチの後、京劇や演舞が披露された。京劇では、市内在住の小学5年生で、5歳から在日京劇団「新潮劇院」主宰の京劇教室に参加する大島陸君が演目「石秀探庄」を演じ切ると、無錫市の芸術教室の講師らで構成される歌舞団も二胡の演奏、古典ダンス、フルートやピアノ、中国の民族曲などを発表し、会場の雰囲気は中国文化一色となった。フィナーレでは参加者全員が登壇し、中国民謡「ジャスミンの花」を熱唱。観客からの盛大な拍手とともに幕を閉じた。相模原で今回初めて京劇を披露した大島君は「緊張したけど楽しめました。(訪日の)劇団の方からも褒められて嬉しかった」と笑顔を見せていた。
両市の友好30年のパネルは、11月30日まで市役所本庁舎1階に展示される。
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