市はこのほど、2016年10月1日から、市内の一般ごみの収集回数を現行の週3回から、週2回に変更すると発表した。市では収集回数の変更を契機に、ごみの減量化、資源化を推進するねらいだ。
市内における一般ごみの量は、2003年をピークに減少傾向を続けていたが、ここ数年、減少率は鈍化傾向にあった。加えて、市内の一般ごみを受け入れている最終処分場(南区)の埋め立て終了予定が2032年になっており、ごみを減量し、最終処分場の延命化を図る必要性が認識されていた。
市では、収集回数の減少により、市民の分別・排出抑制への意識が高まり、その結果、ごみの減量につながると期待している。他市において、一般ごみの収集回数を減らしたことにより、1年間で5%程度の減量に成功した事例もあり、市でも同様の効果を見込んでいる。ごみの減量が実現すれば、最終処分場の埋め立て期間が1年間程度延期できるほか、収集車の減車などにより2億円ほどの経費が削減できると試算している。
各地区の具体的な収集曜日に関しては、16年4月以降に市の広報やHPで公表する予定。市の担当者は「自治体加入者以外の、単身者や学生などにいかに周知していくか」と今後の課題について話した。
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