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東海大相模ラグビー部 25年ぶり 大舞台に挑む 27日から全国大会 初戦は光泉と

スポーツ

公開:2015年12月10日

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 南区相南の東海大相模高校ラグビー部(三木雄介顧問)が、12月27日(日)に開幕する第95回全国高校ラグビーフットボール大会(大阪府・東大阪市花園ラグビー場/〜来年1月11日)に出場する。25年ぶりの出場で、55校の頂点を目指す。

 同部は1964年に同好会として発足、翌年に部として認可された。同大会へは過去7回出場。しかし近年は桐蔭学園高校や慶應義塾高校といった強豪校に阻まれ、第70回大会(90年度)を最後に県代表の座から遠ざかっていた。

 そんな中、今年11月の県予選会準決勝で昨年の王者・慶応義塾に11対10で逆転勝ち。決勝戦は一昨年まで9連覇をしていた桐蔭学園戦に5対31で敗れたが、その後の選考委員会で記念大会枠の関東枠に選ばれた。記念大会という偶然も重なっての出場に、伊藤康祐主将は「決勝で負けて引退かと思っていたら、(先へ)つながった」と心境を打ち明けた。

野球部の活躍「良い刺激」

 伊藤主将は続けて、今夏に全国制覇を果たした同校野球部や剣道部の活躍が「良い刺激になっていた」とその胸のうちを明かした。現在部員は88人で、ほとんどが県内や近隣市から通学している。市内の高校が同大会に出場するのは、第75回大会の相模台工業高校(現・神奈川総合産業高校)以来で、市ラグビーフットボール協会の勝又修(かつまたおさむ)会長は、「神奈川のレベルは高いので実力を発揮できれば全国優勝も狙える。慶応を破った勢いで頑張ってほしい」とエールを贈る。

 同大会での同部の戦績は第55回大会(75年度)のベスト8が最高で、前回は3回戦敗退。伊藤主将は「目標は優勝。でも簡単なことではない。まずは年を越えること(3回戦以降は年明けとなる)ができれば」と抱負を語る。そのうえで「桐蔭学園と当たれたらリベンジしたい」と力強く話した。

 三木(みき)顧問(38)は「タレントが多くいた昨年の50期生と比べ今年は力が追いついていないと感じていたので、早い段階からチーム作りをしてきた。4月に(全国)選抜大会に推薦され初出場した。そういう経験が彼らを作った」とチームを分析。今大会は「FWが強み。しっかりと敵陣に入って戦っていく」と展望を語った。

 初戦は28日、光泉高校(滋賀県)と。三木顧問は「夏に合宿で戦っており、よく知った相手で楽しみ。今までやってきたことの精度を上げて戦う」と話した。

練習に打ち込む選手たち=4日、同校
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