神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ドラフトで1位指名を受け、プロ野球「中日ドラゴンズ」に入団が決まった 小笠原 慎之介さん 東海大相模高校3年

公開:2016年1月1日

  • LINE
  • hatena

熱き想いを内に秘め

 ○…2015年、夏の甲子園。登板した最初の試合で自己最速の151キロを計測。準々決勝では見事なリリーフでサヨナラ勝ちを呼び込み、決勝戦では自らホームランを打ち完投勝利。間違いなく、夏の大会の主役の一人となった。プロ野球ドラフト会議では中日ドラゴンズから1位指名。輝かしい実績を引っ提げ、プロの世界に飛び込む。「目標は新人王です」。堂々と自信に満ちた目で語る。 

 ○…藤沢市の「善行スポーツ少年団」で野球を始めた。その頃から既に目標はプロ野球選手。中学時代には「湘南ボーイズ」で日本一を経験した。常に冷静に見える秘密は、独特のイメージトレーニング。「ピンチは訪れるものと考え、試合前夜に最悪の状況を想定して寝るようにしています」。その結果、どんな場面でも慌てることはないという。しかし、感情を表すことは少ないが、実は人一倍負けず嫌い。「投げられないのが一番悔しい。負けるにしても、自分が投げて負けたいです」

 ○…小学生から野球一筋だったため、土日はほとんどが試合か大会。家族で旅行に行った記憶はない。「ここまで来られたのは家族の支えがあったから。プロ野球で活躍して恩返しがしたい」と力強く語る。気分転換は寮の一人部屋で歌うこと。また、小さい頃から車が好きでミニカーを集めていた一面も。試合前には派手なカーアクションで人気の映画「ワイルドスピード」を観て気持ちを高めていたそうだ。免許取得はこれからだが「いつかスポーツカーに乗ってみたい」と笑う。

 ○…好きな言葉は「一戦必勝」。目標とするのは、1年間を通して怪我をせず、常に安定した成績を残せる選手だ。「自分の成績よりも、とにかくチームの勝利に貢献したい。課題は1年間投げ続ける体の強さとメンタル。それが身につけば、おのずと新人王は狙えるはず。応援してくださった相模原市の方々のためにも頑張ります」
 

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

後藤 陽子さん

「第76回優良公民館表彰」を受賞した星が丘公民館の館長を務める

後藤 陽子さん

横山在住

2月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook