進行性の病「筋ジストロフィー」と闘いながら、NPO法人クライムを立ち上げ、自ら理事長を務める島崎賢一さんが15日、さがみはら市民活動サポートセンターで「僕が僕であるための選択〜重度障害者が作ったNPO法人 その成功とつまづき〜」と題した講演会を開催した。
現在は、週に1日だけ酸素の吸入器を外して会話ができる状態の島崎さん。当日は、誰もが楽しく安心して暮らせる社会の実現をめざして同法人を立ち上げ、障害者の自立支援や市内で初めて知的障害児の放課後支援を行うデイサービスセンター開設などに取り組んだ経緯を自らの人生経験を交えながら語った。島崎さんは「自分が講演をすることで少しでも福祉の世界に興味を持つ人が増えれば」と力強く訴えた。
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