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津久井商工会 地場産食材で未病予防を応援 『キクイモドリンク』
津久井商工会は『未病を治すまち・健康のまち津久井』をキャッチフレーズに農業・医療・産業・商工業の代表者を主体とした委員会を設立、地場産品を活用した未病を治すための特産品開発調査・研究事業を展開している。
同委員会のメンバーである相模原協同病院の高野靖悟病院長から、昨年の新年賀詞交歓会で同病院内に未病外来新設の話があり、薬膳料理に菊芋や大和芋を使用し、未病予防に有効なことを聞いていた。そうした中、津久井地域の特産である菊芋を使った飲料品を大和サービス（株）東京測定室（大和製缶グループ）に提案。以前より菊芋栽培を手掛け、菊芋粉末・うどんなどの商品開発を行っている(有)高城商店（緑区青野原）の協力を得て試行錯誤の末、タカギの畑で収穫された菊芋（粉末）を使ったドリンクの試作品が完成した。津久井商工会は「菊芋には畑のインスリンと呼ばれる『イヌリン』が多く含まれており、最近ＴＶや雑誌で血糖値を下げる名人として話題になっています。高野病院長も未病対策食材として推奨されています」と話す。
この試作品は昨秋の津久井やまびこ祭りや横浜赤レンガ倉庫での「かながわ商工会まつり」で６８５人から試飲アンケートを実施。現在、販売開始に向け準備を進めている。関戸昌邦会長は「今後地域資源を活かし、健康・運動・食などを通じて外部からの誘客と共に、地域内で資源やお金を循環させ、地域と地域経済に活気を与え、地域住民が健やかで幸せに暮らせる街を創造する事業展開を行っていきます」と話している。
■問い合わせは、津久井商工会【電話】０４２・７８４・１７４４
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