桜美林大学とJICA(国際協力機構)との連携により、同大野球部が短期ボランティアとして中米・コスタリカに派遣されることになり1月27日、派遣される学生のうち3人が加山俊夫市長を表敬訪問した。
今回のボランティアでは、コスタリカの子どもたちに野球を指導し、技術の向上を図るほか、同国の代表チームとの試合も行う。JICAからは野球技術だけでなく、礼儀や規律を重んじる考えや、道具を大切にするといった日本の野球文化の指導にも期待を寄せているという。
派遣される加藤勇太さん(健康福祉学群3年)は「活動を通じて、自分の成長につなげていきたい」と意気込みを話すと、加山市長は「今後も継続される支援活動ということで、後輩のため、日本のためにもぜひとも頑張ってもらいたい」とし、激励した。学生らは2月4日から1カ月間にわたり派遣される予定で、同国の首都・サンホセ市を中心に常駐。ホームステイなども体験することになっている。