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協議取りまとめ市へ答申 検討委 新都心形成に向け 

社会

公開:2016年2月25日

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 JR相模原駅と橋本駅周辺を一体的に整備し、広域交流拠点「さがみはら新都心」の形成に向け協議の取りまとめを行う「広域交流拠点整備計画検討委員会」(以下、検討委員会)の最終回となる第4回が15日に開催され、前回示された両駅の「整備計画答申素案」の修正箇所の解説などが行われた。検討委員会は2月中に答申案を取りまとめ、3月上旬に市へ答申する予定だ。

 両駅の整備計画を巡っては、検討委員会の下に相模原駅周辺、橋本駅周辺の小委員会をそれぞれ設け、協議を進めてきた。両小委員会の最終回のあと、1月29日に行われた第3回の検討委員会では両駅の整備計画をまとめた答申素案が示された。提示された答申素案に対しては委員から様々な意見が上がり、それに応じる形で修正が加えられ、今回の検討委員会で解説された。

「北のゲート」としての機能も

 修正が加えられたのは、首都圏南西部の特性を生かした広域交流拠点の形成や京王線橋本駅移設に関する点、相模原駅南口のまちづくりに関する点など。

 修正箇所の中で、首都圏南西部は、大学、産業が集積する八王子・多摩エリアや海外からの観光客が多い鎌倉エリアなどがあり、人を呼び込む潜在能力の高い地域と位置付けられている。そうした地域をリニア中央新幹線の建設などによって広域的な交通ネットワークで結び、相模原、橋本の両駅が神奈川県の「北のゲート」として機能するよう取り組んでいくことが明記された。答申素案の中では方向性が不明確となっていた京王線橋本駅の移設については、土地利用面では検討すべき課題はあるものの、リニア駅や在来線との乗り換え利便性向上などの観点から、移設の必要性が高いとして修正された。JR相模原駅南口については、既存市街地の機能を生かしつつ、同駅北口における整備との整合性を図りながら、整備を進めていくという趣旨の文言が加えられた。

 修正点の解説を受けた委員からは「両駅と多摩地区との関係性などがわかりにくい。もっと具体的な施策の話をしてほしい」といった意見も上がった。市の担当職員は「小田急多摩線延伸や京王線橋本駅の移設など未確定な部分もあるので、それらの進捗状況に合わせて計画を進めていきたい」と話した。

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