桜美林大学とJICA(国際協力機構)との連携により、ボランティアとして短期派遣されていた同大野球部が3月25日、中米・コスタリカから帰国し、小星敏行副市長を表敬訪問した。
今回のボランティア派遣は、2月4日から約1カ月の期間で実施。日本の礼儀や規律を守るといった日本式の野球指導を通じて、野球の技術力向上だけでなく、青少年育成の一端を担った。野球用具なども不足しているため、一部寄贈したという。
表敬では、同大野球部長で総監督を務める宮崎光次さん(健康福祉学群教授)が現地での活動、慣れない環境での暮らし、学生の働きぶりについて紹介。続いて、ボランティアとして参加した笠羽渉太郎さん(ビジネスマネジメント学群・3年)はコスタリカでの体験や人々との温かい交流について感想を話すと、「コスタリカ派遣で得られた経験をぜひ今後に生かしていきたい」と決意を新たにしていた。
コスタリカで購入したコーヒーがお土産として小星副市長に振る舞われると、会場は香ばしい香りに包まれ、出席した関係者から笑みがこぼれた。