地元サッカークラブのSC相模原は8日、相模原ギオンスタジアムでブラウブリッツ秋田と対戦し、2対2で引き分けた。
前節まで引き分けを挟んで4戦負けなしと勝ち点を積み重ねるSCは、今季新加入の元日本代表・川口能活選手が初先発と注目を集める中、首位・秋田に勝利し、上位浮上をめざした。
ところが試合開始3分、川口選手のクリアミスから相手にフリーキックを与えてしまい、そこから失点。出鼻をくじかれたSCはその後攻勢に転じ、決定機を作るが決めきれず、0対1で前半を終える。後半19分にも追加点を許したSCは反撃を試みるが、シュートまで持ち込めず、時間だけが経過していく。
このまま試合終了かと思われた後半37分、ゴール前のパス交換からMF曽我部慶太選手が待望のゴールを奪うと、この一点で息を吹き返したSCは、後半43分にもゴール前の混戦からMF坂井洋平選手が執念のゴール。土壇場で同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。薩川了洋監督は「勝ちきれる試合だったが、よく追いついたと言える。川口選手には勝っておめでとうと言いたかったが、復帰戦で負けないあたり『持っているな』と思う」と試合を振り返った。
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