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世代超えた交流の契機に バイクで世界広がる

スポーツ

公開:2016年5月12日

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バイト代をためて購入した愛車「XJR400R」
バイト代をためて購入した愛車「XJR400R」

 大学に通いつつ、相模中央自動車学校で普通自動二輪免許、大型自動二輪免許を取得した斉藤大助さん(22)。19歳の時に、普通自動車の免許を取ろうと同校に通っていたところ、教官から、同校でも二輪の免許が取得できるようになることを聞き、「完全に興味本位」で挑戦を決めたという。

 免許取得後、バイト代をためて購入した愛車は、ヤマハのXJR400R(1996年式)。乗り方だけでなく、整備の仕方もゼロから同校の教官に教えてもらい、自分のものにしていった。今では、愛車の整備はお手のもの。ほとんどの故障は自分で直してしまうという。最近は、現在交際している彼女のために、25年間放置されていた30年程前のバイク・VT250Fを整備し、蘇らせた。「一発でエンジンがかかったんです」と笑顔が弾ける。

 バイクに乗るようになったことで、自身の周囲には友人が増えた。同校で免許を取るために共に汗を流した仲間はもちろん、SNS上で90年代までに製造され、販売されたバイクの持ち主の集まりがあるという情報を見つけ、参加。そこで知り合った仲間とは、週3〜4日会うようになる程意気投合したという。「8割ぐらいはバイクの話ではなく、くだらない話ばかりしているかも」とはにかみつつ「世代・男女関係なく本当に色んな人に出会った。良い意味でも悪い意味でも、世の中にはこういう人もいるんだと社会勉強になった」と語る。バイクを通じて、様々な出会いを経験し、色々な人と話したことで、ひと回り成長したようだ。

 「一人で走るのも、大勢で走るのも楽しい」。しかし、自身もバイクに乗るようになったことで、痛ましい事故を目の当たりする機会も増えた。「みんなでツーリングに行っても、一人が事故を起こしたり、違反をしたりすると、一気に楽しくなくなる。気をつけたいですね」。

 最近では、ロードレースにも挑戦するようになった斉藤さん。バイクを通してまた一歩、自身の知らない新しい世界へ飛び込み、広げていく。

斉藤大助さん
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