さがみはら中央区版 掲載号:2016年5月26日号 エリアトップへ

市内国際交流NPO法人 「こども食堂」で地域支援 孤食・貧困の一助で開始

社会

掲載号:2016年5月26日号

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楽しそうに食卓を囲む、参加した子どもたち
楽しそうに食卓を囲む、参加した子どもたち

 貧困や孤食といった状況にある市内の子どもたちの支援を目的に、国際文化交流イベントなどを行う市内団体・NPO法人アフリカヘリテイジコミティーはこのほど、区内で初となる「こども食堂」事業を開始した。地域からの協力などで今後軌道に乗れば、開催頻度を増やしていく方針だ。

 2012年に厚生労働省が発表した子どもの貧困率の調査では、国内の子どもたちの6人に1人は貧困状態に陥っているとされる。こうした現状に加え、共働きやひとり親家庭などで家族と食事を共にできず孤食に置かれる子どもたちが増えていることなどを背景に、同法人では子どもたちを少しでも支援しようと昨年12月からこども食堂の準備を進めてきた。

 開始を前に3月に試食会を行ったところ、2歳から15歳までの子ども15人が参加。好評を得たことから本格的に事業に乗り出すこととなった。これまでに区内では初の試みとして数回開催。参加者の中には母子家庭や経済的に厳しい家庭の子どもも含まれていたが、皆美味しく食べ、楽しく遊ぶなど有意義に過ごしていたという。

 ノヴィーニェ・ホール2F(相模原5の11の3)を会場に、食堂では和食を中心とした栄養バランスの摂れた食事を提供。幼児から高校生を対象にし、参加費は300円(同伴の大人も同額)。同法人では食材の購入費用や調理などに関わる人材などを協力としており、近隣地域、行政に向けて呼びかけていく方針だ。ガーナ出身のトニー・ジャスティス同法人理事長は、一つの鍋を家族や近隣の知人ら大勢で囲んで楽しむだけでなく、文化を継承する機会とされるアフリカの食事風景にならった食堂をめざす考えで、「子どもたちが笑顔になれば、地域も笑顔になり、地域のためになると思います。地域と一緒になって子どもたちを育てていきたい」と意気込みを見せる。

 次回は6月26日(日)午後4時から8時開催。詳細は【電話】042・707・1900または同法人のHPへ。

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