「今朝、市内で収穫した新鮮な野菜です。お気軽に手に取ってください―」。6月末、ホテルセンチュリー相模大野(南区)内のレストランで行われた直売会。みずみずしいトウモロコシやオクラ、きゅうりなどが並べられたカゴの前で、スタッフの大きな声が響いた。
この催しは、同ホテルとJA相模原市農産物直売所「ベジたべーな」(青葉)が連携して実現したもの。以前からレストランの目玉として「地産地消」に興味を持っていたホテルがJAに相談。第一弾として、新鮮な相模原産野菜を提供してもらい、ワインと料理を楽しむイベントの料理に使用した。その味は来場者からも好評で、生産者の紹介にも多くの人が興味を持ってくれたという。そこでより地元野菜を広めたいと、直売会が企画された。
同ホテルでは7月下旬に予定されるイベントでも、相模原産の野菜を使ったメニューなどを出す予定だ。