いよいよ明日8月5日(日本時間6日)から、世界的なスポーツの祭典・リオデジャネイロ五輪が開幕する。大会には、南区出身で現在区内在住の男子3m飛板飛込代表・坂井丞選手をはじめ、市内ゆかりの選手6人が出場。坂井選手は「本番では必ずメダルを取りたい」と誓った。
リオ五輪は8月5日から21日までの17日間、ブラジル・リオデジャネイロを中心に開催。開会式は5日午後6時(同6日午前6時)から、大会は28競技306種目で競われる。
これに先駆けて7月22日に行われた壮行会には、区内在住の坂井選手が参加した。坂井選手は2012年のロンドン五輪予選で派遣を見送られた経験があり、今回が五輪初出場。壮行会の場では「4年前は悔しい思いをしましたが、切り替えてリオに臨めた。出場はゴールでなくスタートラインなので、本番まで流れを止めずに突っ走りたい」とし、本紙取材に対し「相模原の人にはたくさんの応援を頂き力になっている。飛込みという競技をより多くの人に知ってもらえたら嬉しい」と話した。坂井選手は7日に現地入り予定。男子3m飛板飛込は15日午後3時15分(同16日午前3時15分)から予選が行われ、翌日に決勝を迎える。
このほか大会には、東海大相模高校(南区)出身の柔道男子60kg級・高藤直寿選手、柔道男子100kg級・羽賀龍之介選手、男子7人制ラグビー・豊島翔平選手と、相原中学校(緑区)出身の柔道女子52kg級・中村美里選手、柔道女子63kg級・田代未来選手の5人も出場する。
加藤選手は代表ならず
地元の坂井選手が出場する一方、三菱重工業相模原(中央区田名)に勤務する女子7人制ラグビーの加藤慶子選手は代表ならず。バックアップメンバーとなった。加藤選手は選考結果を受け、「会社に恩返しをしたかったので、悔しくて情けない。ただここまで来られたのは会社やまわりの方々のおかげなので、感謝の気持ちが強い」とコメント。現地ではバックアップメンバーとして「皆が気持ちよく本来の力を出せるようにサポートしたい」と話した。
なお9月7日から開催のパラリンピックには、南区在住の青山由佳さんが女子マラソン-T12・道下美里選手のガイドランナーとして、同じく南区在住の中澤吉裕さんが車いすテニスの監督として参加する。
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