麻布大学附属高等学校(高木敬彦校長)のボランティア部と有志らが3日、中央区が進める「絆プロジェクト」の一環として淵野辺児童クラブの子どもたちに、非行・被害防止教室を開いた。
市内の中・高校生や大学生が小学校などを訪問し、学習支援やふれあい活動を行う同プロジェクト。少年非行の要因の一つと考えられる基礎学力やコミュニケーション能力の不足を補うことで、非行・被害防止を図っている。相模原警察署、県警察本部少年相談・保護センターと地域の関係機関が連携し、淵野辺地区では5年前から実施されている。
当日は、児童らが持ち寄った日記や数学などの宿題を同部員が丁寧に指導。その後、いじめを題材にした学生手作りの紙芝居「そんなはずじゃ」の読み聞かせが行われた。それを受けて、児童らが非行防止ポスターを制作した。
最後には、学生と児童らが楽しく遊ぶ姿が見られた。宮城里沙さん(7)は「九九を優しく教えてくれて、嬉しかった」と話していた。
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