さがみはら中央区版 掲載号:2016年8月11日号 エリアトップへ

区内在住格闘家粕谷優介さん けが乗り越え世界戦へ 最高峰団体UFC所属

スポーツ

掲載号:2016年8月11日号

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練習の合間に長男の勇斗君と長女の美織ちゃんを抱える粕谷選手(上)=1日、総合格闘技道場CROWN
練習の合間に長男の勇斗君と長女の美織ちゃんを抱える粕谷選手(上)=1日、総合格闘技道場CROWN

 世界最大級の総合格闘技団体UFCに所属する区内在住のプロ格闘家・粕谷優介さんが9月、アメリカ(オハイオ州)でデビュー2戦目にのぞむ。昨年のデビュー戦での膝靭帯断裂のけがから1年ぶりの復帰戦となる。

 各国のプロ格闘技の王者が参戦し、数ある総合格闘技団体の中で世界最高峰と位置づけられるアメリカの総合格闘技団体UFC(正式名称Ultimate Fighting Championship)。その中のライト級(70・3kg以下)に所属する2人の日本人選手のうちの1人が、市内出身、区内在住の粕谷優介さん(26)。

 6歳から極真空手をはじめ、16歳で総合格闘技に転向し、市内の道場で10年、技を磨いた。2010年に格闘家としてプロデビュー、空手仕込みの左のミドルキックと絞め技や関節技の一発逆転を武器に7戦無敗を記録した。その後も海外の大会で実績を積み、そのKO率の高さが認められ「ずっと夢だった」というUFCと15年8月に契約した。

デビュー戦で膝靭帯断裂

 デビュー戦は同年9月、北京オリンピックの柔道ドイツ代表候補という経歴を持つニック・ハイン選手と対戦。粕谷選手は最終ラウンドまでもつれこんだこの試合で判定負けを喫し、膝靭帯断裂のけがを負う。長女・美織ちゃんが産まれたばかりの頃の、この試合を機に、医師からは引退も考える話を受けるが「20年やってきた格闘技は生活の一部。引退は考えられない」と現役続行を志願。保存療法を続けながらけがをカバーするためのフィジカルを鍛えるなど、半年以上のリハビリの結果、医師も驚くほどの回復。このたびの2戦目が復帰戦となった。

格闘技のイメージを変えたい

 「試合は毎回怖い気持ちもあるんです。でも頑張ってこそ見える景色がある。その一瞬の気持ちよさのために『また次、また次』って。その繰り返しですね」。現在は、プロ格闘家としての顔以外に昨年横山に開業した総合格闘技道場の会長を兼任する。「怖いとか悪そうというイメージがまだ格闘技にはあると思うんです。それを僕が変えて、サッカーや野球のように身近に感じてもらえるようになれば嬉しい」

 粕谷選手のデビュー2戦目は9月10日(土)、アメリカはオハイオ州クリーブランドで元ボディビルダーのダミア・ハゾビック選手(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。TV放送などは決定次第、粕谷さんのブログなどで発表予定。

 粕谷選手は試合の見所について「自分より弱い人はいないというつもりで練習しています。長男もなんとなく僕の仕事がわかってきたようなので諦めない心を見せたい」と話している。

デビュー戦で激しい打撃を繰り出す粕谷選手(右)
デビュー戦で激しい打撃を繰り出す粕谷選手(右)

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