認知症に対する社会の理解を深めるため、襷をつないで市内を走るイベント「RUN伴(とも)+相模原」が10日に開催された。
RUN伴は「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」をめざし、日本列島を襷リレーするイベントで、その一環として市内でも3年前から実施されている。今年は福祉関連事業者や一般参加者ら約30チーム184人がエントリー。RUN伴のイメージカラーであるオレンジのTシャツを着用し、橋本・相模大野・藤野・新戸の市内4カ所から、ゴール地点のウェルネスさがみはら(富士見)まで個々のペースで走った。
主管した同実行委の御手洗健実行委員長は「大きな事故がなくほっとしている。コース作りの過程では、皆さんに協力的に携わっていただいた」と話した。襷は9月19日、RUN伴本線を通る町田に届けられる。