市長と市教育員会が教育行政について協議する総合教育会議が10月28日、市民会館で行われた。
今年2回目となる同会議には、10月1日付で新たに就任した野村謙一教育長が初めて参加した。会議では前回に引き続き、2013年にいじめを受けていた市内の男子生徒(当時中学2年生)が自殺を図り死亡した問題を巡り、市が取り組む再発防止策の進捗状況などが報告された。その中で、自殺した生徒が発達障害を持っていたことを知らされていながら、教職員が適切な対応がとれなかったことを受け、発達障害への理解を促進する教職員向けの手引きを新たに作成し、2017年3月に配布できるよう取り組みを進めて行くことが確認された。
加えて、教職員のいじめに関する認識の見直しや学校と専門機関の連携強化などに関する施策の説明が行われ、参加した教育委員会の委員からは着実な施策の実行を求める声などが上がった。
ほかにも、養父から児童虐待を受けていた男子生徒が自殺し、死亡した問題についても議論が交わされた。
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