神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「一時引退」から四国IL(アイランドリーグ)へ 田名出身の伊藤選手

スポーツ

公開:2016年12月1日

  • LINE
  • hatena
笑顔でポーズを決める伊藤選手
笑顔でポーズを決める伊藤選手

 田名出身で現在は社会人野球チームでプレーする伊藤克(すぐる)選手(20)が、プロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグplus」の合同トライアウトに合格し、同リーグに所属する徳島インディゴソックスに入団することが内定した。一時は野球を離れた伊藤選手だが、新しい挑戦を前に「やるからにはプロの舞台をめざしたい」と活躍を誓った。

 野球一家に生まれた伊藤選手は、物心ついた時からボールを握り、父親から厳しく指導を受けた。中学では「相模原リトルシニア」のエース投手として活躍。チームを全国大会に導くなどチーム内外から評価を集め、複数の高校から誘いを受けた。ただ、家庭の経済状況を理由に進学を断念し、卒業後は建設会社に就職。それ以降、競技としての野球からは離れ、一時的に「引退」する形となった。

再びマウンドに

 就職してから2年ほどが経過した頃、あるテレビ中継が伊藤選手の気持ちを再びマウンドへと向かわせる。そこに映っていたのは、かつての戦友が甲子園で輝く姿。悔しさとともに、「自分にもできるはず」との思いがこみ上げてきた。その後、プレーできる環境を求め、友人の紹介で社会人野球チーム「EMANON Baseball Club戸塚」に入団。加入当初は体が動かず苦しんだが、仕事の合間を見つけてはトレーニングに励んだ。その甲斐あって、今年の春からはチームのエースとして大車輪の活躍を見せた。

 手応えを掴んだ伊藤選手は更なる高みをめざし、トライアウトに参加した。レベルの高さに圧倒されながらも、実戦形式ではヒットを許さず、自らの投球をアピール。見事合格を果たすと、その後のドラフト会議で徳島から指名を受けた。

 伊藤選手は来年1月頃を目途に徳島に移り、シーズン開幕に備える予定。同クラブの内藤泰裕助監督は伊藤選手について「安定感が特徴の投手」と評し、四国での活躍に期待した。

 四国アイランドリーグplusは各県に1チームずつの全4チームで構成されるリーグで、これまで多くのプロ野球選手を輩出している。

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

市役所前で献血活動支援

宅建相模北支部

市役所前で献血活動支援

10月3日

9月20日

「らしさ」生かせる社会を

認知症

「らしさ」生かせる社会を

専門医が呼びかけ

9月19日

「関心、理解深めて」

「関心、理解深めて」

市内各所で啓発展示

9月19日

相模原で講座

川柳・水野さん

相模原で講座

9月19日

「認知症の理解を」

RUN伴さがみはら

「認知症の理解を」

21日スタート、29日ゴール  

9月19日

クラファンで記念事業

田名小創立150周年記念

クラファンで記念事業

9月19日

シニアの方必見!!

9月28日(土)定年退職予定者向け採用説明会・相談会

https://www.kmes-kanagawa.or.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 8月22日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook