市内で新たに成人となった若者を祝う「はたちのつどい」(成人式)が1月9日(月)、相模原市民会館、相模女子大学グリーンホール(南区)、杜のホールはしもと(緑区)の市内3会場で開催される。
市民会館は3部制で、第1部が上溝・田名・横山・星が丘地区在住者、第2部が中央・清新・光が丘地区在住者、第3部が大野北・小山地区在住者を対象としている。
今年は、1996年4月2日から1997年4月1日までに生まれた人が対象。市内全域では7425人(男性3794人・女性3631人)、区内では3029人が新成人となる(2016年11月1日時点)。式当日は、主催者・来賓の祝辞、記念映画の上映、実行委員会の企画などを予定。詳細および問合せは市こども青少年課【電話】042・769・8289へ。
実行委員会が準備
そんな一生に一度の成人式を成功させようと、本番に向けて準備を進めてきたのが「はたちのつどい実行委員会」だ。メンバーは各区で異なり、それぞれ有志が集まっている。中央区のメンバーは6人。実行委員長としてメンバーをまとめたのが、東京の大学に通う宮下在住の原拓生さん(19)だ。「これまであまり積極的な方ではなかった。一生に一度の経験なので、せっかくだしやってみようと思った」と自ら立候補した。委員会は、昨年の7月から活動。グループ名は「新☆人(しんせいじん)」、テーマは「〜3Know〜」に決めた。このテーマには、「これまで」「今日」「これから」(3K)を「知る」(Know)という意味合いを込めた。
委員会ではこれまで、企画の立ち上げから当日のアトラクション決め、司会の台本の準備、リハーサルなどを進めた。一方で、グループで話し合いを行う中、それぞれの意見がぶつかることもあったという。原さんは「一人ひとりの意見を尊重しないといけないし、その点が苦労した」と胸中を明かす。だが、自ら進行役を買って出てくれた人もおり、最終的には一つにまとまることができたという。「みんな積極的に発言をしてくれた。このメンバーで進められて良かった」
「成功させたい」
原さん自身も来月、成人を迎える。「不安な気持ちもあるけれど、残る10代を楽しみたい。大人の仲間入りをするので、自覚を持って過ごしたい」。一方で、「地域のために働く市の職員に興味が湧いてきました」と、実行委員長を務める中、将来への新たな選択肢も芽生えた。「これからやりたいことをしっかりと見つけていきたいです」
いよいよ迎える、一生に一度の式典当日。原さんは「しっかりと緊張感を持って臨みたい。なんとかみんなで成功させたいですね」と決意を口にした。
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