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昨年12月、相模原市選挙管理委員会(市選管)の委員長に就任した 佐藤 賢司さん 横山在住 71歳

公開:2017年1月26日

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政治の世界「もっと身近に」

 ○…「地元・相模原への貢献」を胸に、通算で7期務めた市議を辞してから2年弱。新たな挑戦として、かつての「選ばれる」立場から、今は候補人と市民を「繋ぐ」立場に。市議の頃は政治のど真ん中に立っていたが、引退し一歩引いた立ち位置で市政を眺めると、一般市民の関心の低さに気付かされた。政治に市民参加が欠かせないことを強調し、「政治の世界をもっと身近に感じてもらえるような取組みを推し進めたい」と意気込む。

 ○…政治の世界へ飛び込むきっかけとなったのは大学時代に経験した学園紛争。混乱を極める中、仲間と日本のあるべき姿を議論した。その中で「国には外交など最低限の事を任せ、あとは地方が行うべき」との信念を抱くようになり、市議を志した。大学卒業後は故・戸沢政方元代議士の秘書などを務め、選挙のイロハを学んだ。37歳で初めて市議選に立候補し当選。1回の落選を経て引退までの28年間、旧津久井郡4町との合併や政令市への移行など相模原の未来を左右する重要な事業に尽力した。

 ○…「元気なうちに引退し、好きなことを楽しみたい」と、議員は70歳までと決めていた。言葉通り、引退後は憧れだった畑での野菜作りに興じた。ただ、「休暇をもらい十分楽しんだので、もう一回ネクタイを締めて最後の『奉公』をしたい」と、既に新たな仕事への意欲に満ち溢れている。

 ○…近年、投票率の低下が問題視される中、「市民の『生活』と『政治』が密接に結び付いているのを理解してもらうことが重要」と考える。そして、一昨年の市議選で起きた集計ミスについて「市選管と各区の選管が今まで以上に協力し、二度と起きないようにしたい」と再発防止に向けて誓いを立てる。めざすのは公正な選挙の実現と市民の政治参加の促進。議員生活で培った知見を生かし、地元・相模原に豊かな政治土壌を整え、成熟した「相模原市政」を育んでいく。

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