社会福祉法人相模福祉村(赤間源太郎理事長)が運営する中央区田名の特別養護老人ホーム・縁JOYで2日、自衛消防体制の強化や地域の防災意識向上などを目的とした消防総合訓練が行われた。
「春の火災予防運動」に伴い、相模福祉村が相模原消防署と連携して行った同訓練。当日は時折小雨の降る中、相模原消防署、市消防団中央方面隊など合わせて約30人のほか、施設職員や多数の消防車両が動員され実施された。
訓練は「夜間に施設内3階から出火、火勢は衰えずに延焼し、逃げ遅れた利用者が3階と屋上に取り残された」という状況を想定。「火事です」とのサイレンと同時に出火場所に白煙が上がり、実際の火災現場に近い状況が再現された。
訓練では施設職員による初期消火が行われた後、消防隊による放水と併せ、高所救助車が逃げ遅れた職員を救出。終了後、職員を対象に、初期消火や避難方法などについて学ぶための防火講習も行われた。
訓練を終えて同法人の赤間理事長は「改めて災害、煙の怖さを思い知った。これからも職員一同、一丸となって利用者様の安全・安心を守っていきたい」と話している。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|