入居者殺傷事件が起きた「津久井やまゆり園」が横浜へ仮移転したことを受け、建物管理などに関する説明会が13日、千木良公民館(緑区)で行われた。参加者からは策定に向け協議が進む同園の再生計画へ、地元意見を発信する場を求める声などが挙がった。
説明会には神奈川県の担当課職員や同園の指定管理者である「(社福)かながわ共同会」の米山勝彦理事長、入倉かおる園長らが出席した。この日集まった約15人の地元住民に向けて、入居者の仮移転により現在、無人となっている同園について、防犯上の観点から24時間体制の機械警備を導入したことなどを報告。地元住民から要望があった献花台の継続については、月命日にあたる毎月26日のみ設置する方針を明かした。
その後、現在、策定に向けて県の審議会内に設置された特別部会で協議が進む同園建替え後の再生計画の進捗状況を報告。協議の結果をまとめ、今夏までに計画をまとめる予定を伝えた。
参加者からは「審議会で地元の意見を聞き取るような場を設けて欲しい」など声が挙がり、県担当課は「審議会で検討する」と回答した。ほかにも、自治会の関係者からは同法人が千木良で運営するグループホームの利用者と継続的な交流を求める声なども聞かれた。
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