相模原市が2016年12月から開始したふるさと納税に対する返礼品制度について、地元特産の卵や豚などの人気が高いことが、市への取材でわかった。
16年度内に市へ申込があった返礼品付のふるさと納税の総数は1350件。その内一番多かったのは5千円と1万円のコースから選べる地元特産の卵への申込で420件。次いで、1万円のコースの地元業者が手掛ける豚の精肉には320件の申込があり、2品だけで全体の約54%を占めるなど食品の人気が高い。3位は市内レジャー施設などの利用券だった。120万円の寄付で漆などを使用した照明器具が返礼されるコースには、1件のみ申し込みがあった。
16年度内で返礼品制度を利用しての寄付総額は、市が当初予定していた金額とほぼ同額の2000万円。ふるさと納税を巡っては、自治体間での過度な競争を防ぐ目的で、4月1日に総務省が返礼品の調達価格を寄付額の3割以下に抑えるよう地方自治体に通達している。これを受け市では今後、価格調査などを行い対応を検討する予定だ。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
「念願」給食室が完成4月26日 |
|
駐車場がない!衣料店が解決4月25日 |
|
変わりゆく花火大会4月25日 |
|
|
<PR>