南区相模台で活動する民謡歌手・今井菜々さん(39)が6月18日(日)、全国の民謡大会などで「日本一」を受賞した歌手が競演する「第30回日本民謡フェスティバル」に出場する。主催は公益財団法人日本民謡協会。会場はNHKホール。
同フェスティバルは、民謡全国大会の優勝者のみがテープ審査に臨み、通過した50人が出場。その中でグランプリを競う、今井さんいわく「民謡歌手にとって夢の舞台」だ。
今井さんは昨年5月、静岡県の新民謡「ちゃっきり節」の歌い手日本一を決める大会に出場し、見事優勝。今年1月、テープ審査に応募していた。主催者から手紙が届いたのは3月下旬。開封すると中には出場決定の通知があり、ほっと胸をなでおろしたという。
親子二人三脚で
今井さんが民謡を始めたのは、津軽三味線「小山会」で女性として唯一の総師範を務める母・綾子さん(74)の影響。自宅で三味線教室を開いていた綾子さんの隣で、5歳から手踊りを始め、小山流津軽三味線、美波流太鼓を習った。芸能活動を始めて以降も、常に二人三脚で歩んできた。
出場決定後、真っ先に報告したのは綾子さん。今回のフェスティバルには、小山会も出演し、オープニングで演奏を披露する。「大きな舞台に一緒に立てて、親孝行になったかな」と微笑む今井さん。2児の母親として奮闘しながら、毎週の稽古は欠かさず、舞台やイベントに多数出演。多忙な中でも「相模原の皆さんの期待も感じている。稽古に励み、夢の舞台を楽しみたい」と意気込んでいる。
フェスティバルは午後2時開演。入場券は全席指定で3000円から発売中。当日券も販売される予定だ。問い合わせは日本民謡協会事業部【電話】03・3471・8888へ。
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