市内上溝を拠点に活動する中学硬式野球チーム「海老名リトルシニア」(飯塚良二監督)がこのほど、第45回リトルシニア日本選手権大会への挑戦権をかけた試合で勝利を収め、全国への切符を手にした。同チームの出場は2年連続7回目となる。
日本選手権は「リトルシニアの甲子園」と呼ばれるほど、レベルの高い試合が繰り広げられる大会。明治神宮野球場で今年は8月3日から8日まで行われ、全国の予選を勝ち抜いたチームで頂点を争う。
同チームが所属する関東連盟では、現在行われている予選(夏季大会)に203チームが出場。上位18チームに全国大会の挑戦権が与えられる。
海老名シニアは2回戦から出場し、初戦を10対0と大差をつけコールド勝ち。続く3回戦も順調に突破した。全国出場をかけた4回戦でもこの勢いは止まらず、危なげない試合展開で勝ち切り、2年連続の全国出場を確定させた。
久保田優之介主将は「保護者が願いを込めて作ってくれた千羽鶴の『元気球』をモットーに念願の全国制覇を目指して頑張ります」と抱負を語った。また、飯塚監督は「全国までの2カ月でもう一度鍛えなおして挑戦していく」と話した。
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