相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはらが主催して17日、水郷田名の割烹旅館「旭屋」でアユの食育イベントを催した。
「アユについて 見て!食べて!学ぼう!」と題したこのイベントは同科学館が全国有数の漁獲高を誇る相模川産のアユについて、地元の子どもたちに理解してもらおうと企画。「旭屋」の協力を得て参加者を募集したところ、応募が殺到。抽選で当選した20人の親子が参加した。
当日は、同科学館で飼育員によるアユの生態系について解説を受けた後に、特製の「アユ帽子」を作成。自分たちで串刺したアユの塩焼きなどを食した。中でも「アユは、キュウリやスイカの匂いがする」という飼育員の解説は子どもたちの興味を引いたようで、子どもたちは「本当に野菜の匂いがする」と目を輝かせていた。
今回のイベントを企画した同科学館の押田聖彦さんは「初めて行ったイベントだったのですが、子どもたちはアユを残さず食べていました。自分たちが育った町のシンボルフィッシュについて、興味を深めてもらえたと思うのでよかったですね」と話している。
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