和泉短期大学と(公財)相模原市まち・みどり公社、青葉二丁目自治会らが共催して12日、広域避難所である淵野辺公園中央広場で避難・防災訓練が行われた。
同大では、将来学生が子どもたちの安全を確保すべき立場となることから創立以来、新入生らを対象に毎年訓練を実施。東日本大震災後の2012年からは同自治会と、2年前からは同公社と連携し行っている。
当日は校舎内からの火災発生を想定。学生らが公園広場に避難後、相模原消防署緑が丘分署の消防士の指導により、水消火器を使った消火訓練、起震車による地震体験などが行われた。
同署の消防士は「将来保育や介護に従事するものとして、人の安全を確保することが何よりも大切」と学生らに呼びかけた。同大では「学生が本学での学びを自覚する貴重な訓練となった」と話している。