市はこのほど、検討を進めるJR横浜線の連続立体交差事業について、今年度中に地盤などの調査結果をまとめることを明らかにした。
立体交差化が検討されているのは矢部駅から橋本駅付近までの約3・7Kmの区間。相模原駅と橋本駅周辺を一体的に整備する「広域交流拠点」の整備計画の中では、周辺道路の渋滞緩和や南北一体の市街地形成に向けて取り組むべき課題の一つに挙げられている。
整備方法は高架化と地下化の2パターンがあり、市は3年前から地質や地盤の状態を把握するためボーリング調査などを実施してきた。今年に入り予定していた調査の終了に目途が立ったことから、市では今年度中に調査結果をまとめる方針を打ち出した。
調査結果の中では、広域交流拠点の整備計画では言及されていない、高架化、地下化の具体的なメリット、デメリットを記載する予定。併せて、駅周辺の街づくりや唐木田駅から上溝までの延伸が予定されている小田急多摩線との乗り換えの整合性についても触れられる見込みだ。市では調査結果をまとめた後、具体的な整備方針の策定に向け協議を進めて行く方針。
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