さがみはら中央区版 掲載号:2017年7月27日号 エリアトップへ

リオデジャネイロパラ五輪銀メダリストで、「ウイッツコミュニティ」に入社し事務を務める 鹿沼 由理恵さん 町田市在住 35歳

掲載号:2017年7月27日号

  • LINE
  • hatena

不屈の「鉄人」で五輪めざす

 ○…リオ・パラ五輪の自転車女子タンデム個人ロードタイムトライアルで銀メダルを獲得。今回、縁あって障害者支援とアスリート支援に注力する地元企業・ウイッツコミュニティに入社した。地域密着の活動を希望していたこともその契機となった。あらゆる行動をトレーニングに結び付け、通院の際も、病院まで走る。「道端で声を掛けられると嬉しい」と屈託なく笑う。

 ○…町田市出身。先天性の弱視で視界の範囲が狭い。それでも運動好きの兄の影響で体を動かすのが大好きに。短大時代に通った障害者スポーツセンターでクロスカントリーと出合い、バンクーバー・パラ五輪に出場した。その後、ソチに向けての練習中に転倒し左肩を負傷。無念の中ソチを断念するも、同じクロカンの選手がタンデム競技で好成績を残したのを知り、タンデムに転向。クロカンで培った度胸は、五輪本番でギアが切り替わらないといったアクシデントをも跳ねのけ、見事銀メダリストに。「町田駅の看板に大きな自分の名前を見つけたときはビビりました」とおどける。

 ○…トレーニングは欠かさないが、時には「やまなみ温泉」でのんびりと。それでも、「走って行きます。道を探したりして行くのが好きなんです」。最近は酒まんじゅうの店を見つけ、お気に入りに。和菓子には特に目がなく、「勝負メシ」は「きびだんご」。もちろんリオにも持ち込み、試合開始1時間前に食べた。

 ○…障害者競技の言葉が独り歩きするのを危惧する。自らのプレーを通じて行政や企業と共に、さらなる競技普及を図り、その一端を担う構えだ。そして、東京パラ五輪のスタンドを人で埋め尽くすのが目標。東京では「鉄人」競技・トライアスロンで出場をねらう。「会場に来てもらい、皆で同じ時間を共有してくれたら。それが共生社会など、その先につながると思います」。「ウイッツ」の応援を支えに今度は不屈の「鉄人」となり、次世代の道筋を照らす。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

石井 茂さん

2020年度の消防庁長官表彰を受けた

石井 茂さん

東淵野辺在住 59歳

10月22日号

関口 晃嗣(こうじ)さん

相模原市消防局南消防署長を務める

関口 晃嗣(こうじ)さん

田名在住 59歳

10月15日号

木口 真治さん

神奈川県 県央地域県政総合センターの所長に就任した

木口 真治さん

相模原市出身 56歳

10月8日号

萩原 真澄さん

神奈川県畳工業協同組合相模原支部の支部長についた

萩原 真澄さん

高根在住 57歳

10月1日号

茅 明夫さん

先ごろ発足した「JAXA宇宙科学研究所と夢を創る会」の発起人代表を務める

茅 明夫さん

淵野辺在住 70歳

9月24日号

清水 謙二さん

今月、設立30周年目に入った「相模原市ゴルフ協会」の会長を務める

清水 謙二さん

上溝在住 79歳

9月17日号

意見広告・議会報告政治の村

  • 県政の課題を問う

    県政報告Vol.45

    県政の課題を問う

    自民党県議会議員 河本 文雄(かわもと ふみお)

    10月22日号

あっとほーむデスク

  • 10月22日0:00更新

  • 10月15日0:00更新

  • 10月8日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

さがみはら中央区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年10月22日号

お問い合わせ

外部リンク