相模原市を震源域とする直下型の大規模地震発生を想定した総合防災訓練(兼九都県市合同防災訓練相模原市会場)が9月3日(日)、淵野辺公園の隣接地(弥栄3)を主会場に行われる。午前10時から11時30分まで。主催は相模原市。
昨年の熊本地震や7月の九州北部豪雨など大規模な災害が相次ぐ中、市民や防災関連機関らと連携して、防災メールやひばり放送などの情報伝達手段や避難行動の啓発、地域防災力の向上などを図る。自治会をはじめ、自衛隊、在日米陸軍、警察、医療機関ほか、九都県市の各消防機関ら約100機関・団体、2千人の参加が見込まれる。
訓練では、午前10時に市直下を震源とする地震発生を想定。会場アナウンスを合図に、発災直後の1分間にとるべき3つの行動として市が推奨している「さがみはら1分間行動訓練」を一斉に実施する。続いて、エリアごとに防災関係機関が連携して様々な訓練を実施。市民訓練エリアでは市内自治会の自主防災隊による避難誘導や救出、炊き出し、救護所運営訓練などが行われる。
防災フェアも
当日は同所で午前9時から正午まで、防災フェアが開催される。32の防災関連機関・団体による展示・体験コーナーが設けられ、初期消火、救出、応急救護、車椅子の補助、簡易担架作成及び搬送などの訓練や、煙や起震車、消防士の体験などができる。
荒天、災害発生時などで訓練が中止される場合は、当日朝8時にひばり放送で知らせる。また各区の地域会場でも連携して訓練が実施される。
問合せは市緊急対策課【電話】042・707・7044へ。