さがみはら中央区版 掲載号:2017年10月19日号
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市内初 特養で「子ども食堂」 食を通じ居場所づくり

社会

(上)参加者による「おやつ作り」(下)今井理事長と発案者の駒崎さん
(上)参加者による「おやつ作り」(下)今井理事長と発案者の駒崎さん
 社会福祉法人東の会(今井徹理事長)が運営する特別養護老人ホーム・みたけ(中央区下九沢)では8月から、経済的背景やひとり親など様々な事情を抱える子どもに食事を提供する「子ども食堂」を月に一度同所で開催している。市社会福祉協議会によると福祉施設での運営は市内初。同法人では子どもと高齢者の交流を含め、新たな居場所づくりと食事支援の場の創出に期待を寄せる。

 共働き世帯の増加や、ひとり親家庭における「子どもの貧困」が社会問題となる中、子ども食堂は市内でも広がりを見せている。

 こうした中、社福として福祉事業とともに地域貢献活動の役割を担うべく同法人では、栄養課の職員・駒崎万寿子さんが主導し子ども食堂の実施を模索。保育園も運営しているため子どもへの食事提供の設備が整っており、実際に同様の取組みを他市で行う駒崎さんの娘の事例を参考にしながら企画を進め、開催に至った。駒崎さんは「貧困には様々な背景がある。子どもが『大切にされている』という実感が必要。社福だと親御さんも安心してもらえると思う」と経緯を話す。

子どもと高齢者の交流も

 1度目の子ども食堂は8月下旬に開催され、作の口小、大沢中などの児童・生徒や、近隣団地の高齢者も招かれ40人以上が利用。同施設職員のほか、駒崎さんと縁があり、栄養学を専門とする実践女子大学の教授や学生もスタッフとして参加した。当日は夏野菜カレーなどの食事提供や、同大の学生が指導する「おやつ作り」を実施。花火やレクリエーションも行い、子どもと高齢者、学生らが楽しそうに交流する姿が見られた。駒崎さんは「ここで顔を合わせれば知らない人ではなくなる。そんな居場所になれば」と話し、今井理事長は「子どもへの支援や、高齢者の方が集う場にもなる。活動が広がってほしい」と期待を寄せた。

 同施設の子ども食堂は、子どもと75歳以上無料、一般利用300円。次回は10月22日(日)を予定。3日前までに要予約。問合せ・申込は同施設【電話】042・700・0277駒崎さんへ。

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