11月の推進月間に合わせて市内で様々な取組みが行われている中、児童福祉学科を置く和泉短期大学(青葉)では、学生の力を生かした児童虐待防止の啓発活動に力を入れている。
実習などで普段から子どもと接する機会の多い同大では、オレンジリボン運動に賛同し2009年から、橋本駅や相模大野駅などで市民や関係団体らと協働してオレンジリボンの街頭配布を行っている。配布するリボンは学生の手作りで、今年は2000個を作成。家路へと急ぐ市民に児童虐待防止を訴えている。
この活動に参加しているのは、児童相談所の依頼で里親ボランティアの活動などを行っている「ボランティアサークル」の有志メンバー。11月9日(橋本駅)と13日(相模大野駅)に予定する街頭配布に向け、準備を進めてきた部長の安達智美さんと副部長の原由華さん(ともに2年)は「知らない人にもこの運動を知ってもらい、児童虐待防止について考えるきっかけにしてほしい」と話す。児童虐待が無くなるために必要なことについての問いには、安達さんは「大人たちが、地域でしっかりと子どもを見守ること」とし、原さんは「見て見ぬふりをせず、おかしいと思ったら誰かに伝えること」と答えた。
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