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公益財団法人相模原市体育協会の会長にこのほど就任した 三塚 康雄 さん 緑区橋本台在住 68歳

公開:2017年11月30日

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「人を大切に」 信念継ぎ奮起

 ○…前会長の森田之雄氏からバトンを継ぎ、市体育協会6代目の会長に就任。20年以上にわたり、会に尽力した前会長の逝去に組織全体が揺れる中で、森田氏の隣で長きに貢献してきた経歴とその明るく質実な人柄を推され、白羽の矢が立った。「森田さんには多くのことを教わった。私の力が役に立つのなら」。スポーツを通じた市民の健康と豊かな社会の実現をめざし、35の加盟団体をまとめる。

 〇…自身の活動の原点となったスポーツはスキー。物心ついた頃、父に連れられてから始めた。「自分より大きなリュックを背負い、ゴムのスキー靴と母の手編みの帽子。上野からの蒸気機関車に乗って新潟方面へね」と当時を懐かしむ。まだスキー人口も少なく、ゲレンデへ行くだけでも一苦労。それでもトンネルをくぐった先の銀幕の世界に惹かれ続けた。アルペンスキーやノルディックスキーなど様々な経験を積む中では、時に自然の強大さを目の当たりにする事もあったが、「だからスキーは面白い。困難と楽しさを共にした仲間たちが私の宝かな」と微笑む。健全なスポーツ文化の振興をめざし、現在は体協の活動の他、県スキー連盟の副会長も務める。

 〇…お酒も嗜むが、雪山で鍛えた心身は健康そのもの。何よりの楽しみは、目に入れても痛くないと言い切る孫たちとの時間だ。「年少と小学3年生。エネルギーの源なんだ」と「優しいおじいちゃん」の顔を見せる。もちろんスキー用品は買い与え、ゲレンデにも連れて行った。

 〇…就任にあたり、胸に秘める思いは武田信玄の言葉『人は石垣、人は城』―。「森田会長も大事にされていた言葉なんだ」。周囲の人々を大切にし、信頼することで生まれる力が組織を強くする。その教えの下、「誰もが気軽にスポーツを楽しめるように。市民の皆さんが毎日心も身体も健康に過ごせるための環境作りに努めていきたい」と固い決意で運営に臨む。

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