2024年の供用開始に向け市が検討を進めている新たな火葬場整備の市民説明会が19日、津久井中央公民館(緑区)で行われた。
新火葬場について市は、昨年度までに「青山」(緑区青山/帝京大学青山グラウンド)を最終候補地として決定する意向だった。しかし同地が土砂災害警戒区域内であるなど地域住民らから安全面を不安視し建設を懸念する声があがったことから、市は同地を最終候補地とする前提で、候補地(案)としたまま今年度に地質調査を実施している。
この日の説明会は中間報告として開催され11人が参加。市は11月9日に現地作業を終えた地質調査について年内をめどに結果を解析し、土留めやよう壁といった安全対策工の検討を行ったうえで、2月末までに資料をまとめ、3月以降に改めて市民に対する説明会を開く方針を示した。